
建築基準法で定められている“準防火地域内にある建物の「延焼の恐れのある部分」は防火構造とする”という規定に関し、煉瓦の効能についてのきちんとした裏付けをとるために行われたが、その結果驚くべき事実が判明した。 実験は通常火災を想定し、大きさが約3メートル角の実物大試験体を加熱温度曲線により加熱して、30分間、室内側に火災の噴出が無く(遮炎性)、室内側壁面温度上昇が平均で140度、最高で180度を超えないことと、構造体の収縮量が1/100以下(構造安全性)満足することを試験で確認することである。 | |||||||||
![]() ▲財団法人 日本建築総合試験場にて
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![]() 試験用の実物大外壁パネル(検体)を使って実験しました。 |
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防火性能試験の前に、検体煉瓦の含水率をチェック。 検体に水を含ませるなどの試験データのごまかしがないかを厳しくチェックします。 |
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![]() 内側のボードに温度センサーを取り付け、 外側の煉瓦が加熱された時の内側の温度を設定。 |
![]() 各所にセンサーを取り付け温度変化を測定。 |
試験前の断熱・耐火煉瓦はサーモグラフィーでは表面の煉瓦温度が13.4℃。 | |
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![]() 加熱装置に検体をはめ込み、実際の火災を想定して加熱。溶鉱炉の側には、ガラス越しに熱風が来て数秒も立っていられないような熱さである。 |
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翌日、煉瓦を外し、構造の内側を見てみた。煉瓦の内側は少し隙間があるだけだが、次に貼られている防水紙は全く焦げもせずにそのままの状態で残っていた!そのボードを外した次にあるのは、断熱材の発泡ウレタン。こちらも最初の状態のまま残っている!では、次にある構造材は?というとここもきれいな木の部分がそのままだった! |
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| 試験後の煉瓦は、石工さんが使う石ノミで何度たたいてもわずかしか割れない。強度が増しているのがよくわかる。表面的には同じ様な煉瓦でも、釜で焼いた煉瓦は、表面がセラミック状になって非常に固いことが実証された。普通は石などでもノミを入れると気持ちよくパカッと割れてしまう。何度たたいてもピクリともしなかった。 | ![]() |