Q.熱損失係数「Q値」って何?
A.  熱損失係数「Q値」は、断熱性能を表した数値です。
 建物の内と外の温度差が1℃の時、1時間に失われる総熱量を床面積で割ったもので、単位は W/㎡K です。
 Q値は数値が低ければ低いほど断熱効果(省エネ性能)が高い事になります。
 次世代省エネルギー基準では、北海道から沖縄まで日本全国を6つの地区に分類し、地区ごとにQ値の基準が示されています。
 北海道など極寒地区はⅠ地域でQ値は1.6 W/㎡K、関東以南多くの県が該当するⅣ地域は2.7 W/㎡Kといったようです。
 しかし、この考え方は冬の熱損失しか考慮しておらず、地球温暖化の影響で毎年の温度上昇が危惧される中、夏場の冷房の熱損失を考慮すべきで、全国に差をつけることなくⅠ地域レベルのQ値と遮熱対策が必要とされるべきなのです。
 他の先進諸国と比べても日本は一番低い基準であり、国の住宅基準や法律には大きな問題点や矛盾があり、残念ながら住宅後進国と言わざるを得ません。
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